2010年09月08日

業績のいい経営者と、悪い経営者の考え方の違い

 
業績のいい経営者さんと、

悪い経営者の考え方の違いが現れるセリフに、


「今は、景気が悪いから我慢、

 いずれ、景気が良くなれば、会社も良くなる。

 それまで我慢だ!!」



というセリフがあります。


今までの経験上、そういう経営者さんの会社は、

ここ10年、ずっと業績が悪いです。


逆に、常に業績を伸ばしている会社の経営者さんは、

絶対に上記のセリフは言いません。


景気という外部環境が悪くても、

いかに成果を出すか、

模索します。


むしろ、その景気の悪さを逆活用して、

自社に有利な集客の展開を考えいます。


逆に景気が悪い事実を活用して、

売上を伸ばしている会社さんもあります。


景気がいいときの物の売り方と、

景気が悪い時の物の売り方、

両方を手に入れるチャンスと考えます。


世の中、必ず景気がいい局面、

悪い局面というのがあります。


景気が悪い時は、ただ我慢するだけで、

売上が減っても、耐えるだけでは、

常に売上減少にリスクにさらされているだけです。


景気が悪くなった時は、

売り方を変えて、売上を維持、拡大させる、

景気が良くなれば、

また、それにあわせた売り方で、

売上を増やす。


この両面の売り方、商品構成を作り出すのが、

経営者の役目かと思います。


景気が悪い時に、しっかりと売れるように訓練していれば、

景気が良くなった時は、さらに売れるようになります。


景気が悪い時に、ただひたすら我慢しているだけでは、

景気が良くなっても、売り方を忘れています。


むしろ会社の力を劣化しているでしょう。


業績を継続的に伸ばしている会社の経営者さんは、

景気が悪いから、自社の売り上げが減少しているとは考えません。


景気が悪くても、売り方、見せ方を工夫して、

売上をしっかりと確保するように模索します。


だから、

「今は、景気が悪いから我慢、

 いずれ、景気が良くなれば、会社も良くなる。

 それまで我慢だ!!」



というセリフは決していいません。


業績が継続して悪い会社の経営者さんは、


「今は、景気が悪いから我慢、

 いずれ、景気が良くなれば、会社も良くなる。

 それまで我慢だ!!」



と、言ってしまします。


この考え方の違いが、業績に反映します。


みなさんは、どちらでしょうか?



前に書いた経営者に関する記事です。

ご参照して下さい。

「経営者と一営業マンとでは、集客や営業の捉え方を変えるべき!!」



同じカテゴリー(基本編)の記事

Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 10:06│Comments(0)基本編
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
業績のいい経営者と、悪い経営者の考え方の違い
    コメント(0)