2010年05月13日
経営者の差
経営者の差。
私見です。
若干、きつめの文章ですので、
孫のわがままを見るような気持ちで読んで下さい(笑)
初歩段階の経営者の差としては、
「新規顧客の開拓」の時間を、
しっかりと確保できるようにビジネスの体制を構築できるか、
そうでないかで、成長する企業と、赤字の企業に
分かれると思います。
中小企業の多くは、この「新規顧客の開拓」の時間を、
安易にカットしがちです。
目の前の仕事に忙殺され、
一見、やらなくても誰にも迷惑がかからない
「新規顧客の開拓」の動きを
後回しにします。
ただ、企業が継続的に成長、
ないし維持するためには、
この「新規顧客の開拓」を、
ストップしてはいけません。
「新規顧客の開拓」をストップすると、
目の前の業績には現れにくいのですが、
一年後、二年後の業績に確実に反映されます。
そのとき、気づいてももう遅いです。
挽回するのに、一年、二年かかります。
私の経験上、新規顧客開拓は、
目の前の仕事が忙しくてできない、
時間がないと言う経営者さんが非常に多いです。
そして、そういった経営者さんのほとんどが、
赤字か、ないしは伸びていない企業さんです。
もしくは目の前の業績は良くても、
おそらく、一年後、二年後の業績は、
低迷しているでしょう。
伸びている中小企業さんの場合は、
この新規顧客開拓力を、年々、増大させていきます。
とくに経営者さんの新規顧客の開拓に投下する時間が、
年々、増加していないようだと、いずれ厳しい局面に
会社はさしかかるでしょう。
なぜか、仕事が忙しくなって、
新規顧客開拓をやめてしまう。
中小企業の場合、おそらく資金繰りの都合上、
目の前の仕事をこなさないと、
回らないという事情があると思います。
ただ、それでは駄目かと思います。
今まで、自分がたくさんの会社を見ている限り、
そこから大きく脱却しないかぎり、
いずれ、会社は停滞します。
これを打開するためには、
どうしたらいいのでしょうか?
安易かもしれませんが、
私は、やはりスタッフの補強を
おすすめします。
スタッフを補強し、経営者の方の雑務を減らし、
経営者の方が、もっと新規顧客開拓に、
専念できる体制を構築すべきかと思います。
スタッフを補強?
そんなお金ないよ。
そこを勇気をもって、先行投資して、
経営者の方が新規顧客開拓の時間を確保できるほうが、
100倍価値があるはずです。
スタッフ?
どうせ長続きしないから・・。
そう思ってスタッフを雇わないと、
一生スタッフを雇うノウハウを得ることはできないですよ。
売り上げが減少して厳しい
↓
経営者の新規顧客開拓の時間がない
↓
打開するためにスタッフを補強する
この話をして、実際に取り組む経営者さんは、
100人に1人くらいの心証です。
でも、実際に実行した経営者さんの会社は伸びています。
言い訳をして、スタッフを導入できない会社さんは、
ず~と、経営が苦しいままです。
そのうちの10%くらいの企業が、
破産、夜逃げしているイメージです。
私見ですが、一人で会社をやっているのは、
真の意味で経営者とは言い難いと考えています。
人を一人雇って、はじめて経営者のスタートに立てたと
思っています。
一人で会社をやっているうちは、
個人的には、サラリーマンさんのほうが、
よっぽど安定しているし、
立派だと思います。
あともう一つ、
スタッフを雇わなくても、
新規顧客開拓の時間を確保する方法があります。
睡眠時間を削る。
確実な方法です。
一日2時間くらいの睡眠でも、
2週間くらいならなんとか大丈夫と思います(体験談)。
このツイッターを私がやりはじめたときは、
一日2時間くらいの睡眠で、
3週間くらい、このツイッターを理解するために、
試行錯誤をしました。
ツイッターが、今後、絶対的なビジネスチャンスになると、
私は踏んだから、徹底的に、極端に時間を投下しました。
私の初期段階のフォロワーさんの方は、
よくわかっていただけるかと思います。
とんでもない時間にツイートが投下されてましたから。
新規顧客開拓を行うためには、
以下の方法が考えられます。
・スタッフの補強
・睡眠時間を削る
・新規受注を一度止める
・利益率の低い仕事を徹底する
人生は等価交換です。
何かを失って、何かを得ると私は考えています。
強力な新規顧客開拓力を手に入れたいなら、
それに見合った代償を先行して投下する必要があります。
人件費なのか、睡眠時間なのか、家族と過ごす時間なのか、
既存顧客なのか、利益率の低い商材なのか、
何かを差し出す必要があります。
ただ、その勇気を出せた経営者さんだけが、
次のステップに進めています。
そうでない会社は、ず~と厳しいままでしょう。
みなさんは、どちらがいいでしょうか?
どうせ経営者をやっている以上、
とんでもないリスクをしょっているんだから、
上記のリスクなんて、よくよく考えると
ちょっとリスクが増えるに過ぎないだけです。
個人的には、こんな景気だからこそ、
経営者の方にはチャレンジをしてほしいです。
切望でした。
異論、反論は認めます(笑)
ああ、あとだから、きっとツイッターも、
やりきれない経営者さんが多いのかなと思います。
Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 01:31│Comments(1)
│基本編
この記事へのコメント
ツイッターそのものがあまり理解できない親爺ですが
具体的に、個人的に少し教えていただけると有難いんですが
具体的に、個人的に少し教えていただけると有難いんですが
Posted by ラーメン竜 at 2010年05月15日 07:56