2011年03月18日
心の部分で、他を圧倒する会社でありたい
この度の東北地方太平洋沖地震により
被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
昨日のブログにて、今こそ、経営者の本質が
問われることはない的な記事を書きました。
◇「今こそ、経営者の本質が問われるとき」
今回の震災は、いまなお福島原発の状況が好転せず、
事態が進行している形です。
原発の状況、被災地の状況を見て、
被災地以外の地域のみなさまは、
何かしらの思いを持つことが通常かと思います。
ビジネスをやっている人たちもまた、
何かしらの思いを持つと思います。
被災地で、非常に過酷な状況の人たちがいる中、
被災地以外の地域の人たちは、
何をすればいいのか、どうすればいいのかという
思いが強くあると思います。
みなさまの会社の社員も、
きっと同じように思っていると思います。
会社の使命として、ビジネスマンの使命として、
引き続き、利益を出していくことが絶対だと思います。
と、同時に、自分たちになにかできないかと
感じているのも、みなさまの会社の社員さんかと思います。
そこに対して、何かしらのアンサーを出していくことも、
経営者としての役割かと思います。
被災地以外の地域の会社につとめているビジネスマンのみなさまは、
きっと、何かしらの心のもやもやがあると思います。
会社として、経営者として、
その社員がかかえるもやもやを
少し軽くしてあげる、アンサーを出してあげることも、
大切なことかと思います。
当社のお客様で、会社から多額の寄付をしている会社さまもあります。
節税的なメリットもあります。
私は、ここは、節税目的でもいいので、
企業は、寄付をすることはいいのではないかと思っています。
そこは、やらない善より、やる偽善でいいかなと思います。
節税+寄付、いいと思います。
社員のみなさまも、きっとその会社の行為を
何かしら感じとってくれると思います。
日本全体が、何かを思っているときに、
社員から見て、共感を感じることができない
会社の、経営者の行為は、
通常時では考えられないくらいダメージを被る可能性があるので、
注意して下さい。
「ああ、こんなときに、そんなことする社長なんだ・・」
そう思われたら、お終いです。
「こういうときに、社会的なことを考えて、こんなことをする経営者なんだ!!」
って、社員から、自然に思われる形でありたいです。
そういった言動がでるためには、
平時から、経営者は、自分の人間性を
徹底的に磨いておく必要があるかと思います。
その差は、そうそう埋まるものではないかと思います。
一朝一夕に追いつくものではありません。
その部分で差をつけた経営者、会社は、
そうそう他社に追いつかれることはありません。
短期スパンでは、追いつかれることはあっても、
長期スパンでは、その地位が揺らぐことはないでしょう。
心の部分で他を圧倒する会社、
そうでありたいと思います。
Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 11:58│Comments(0)
│いい会社作り