2010年12月08日
最善を尽くす
さきほどのブログ記事、
「仕事と家庭のバランスを考える」
に関連してです。
自分の仕事の方法として、
「極端に徹底的にやってみる」という
方法をよく使います。
集客をするにしても、
勉強をするにしても、
基本的には、極端な施策を講じて、
徹底的に一点主義でやるという形です。
このやり方は、このやり方で、
いい面があるのですが、
さきのブログのワーク・ライフ・バランスを考えると
若干、微妙な面があります。
例えば、仕事だけで考えた場合、
現時点で、仕事の成果だけを一点集中的に
結果を出そうとした場合、
一日のほとんどの時間を仕事に重点的に投下すれば、
いろいろと成果がでると思います。
独身時代は、それでも良かったです。
が、現時点では、私は、
妻もいますし、
2歳10ヶ月の娘もいますし、
9ヶ月の娘もいます。
仕事に集中投下を図ると、
家庭を犠牲にすることになります。
ただ、どうしても、心情としては、
仕事でも「ベストの結果」を出すことに執着して
家庭をともするとバラストと考えてしまうかもしれません。
向上心や競争心が強いと、
どうしても仕事での活躍を求めてしまうかもしれません。
これは、これで大切なのですが、
そうするとどうしても、
仕事と家庭の折り合いがつけにくくなるかと思います。
そこで、その心の葛藤をどう収集させればいいのか
調べてみました。
調べて、しっくりきたのが、
「最善を尽くす」
という考え方。
「最善を尽くす」
ある意味、逃げの言葉でもあるのですが、
少し前の自分なら、最善を尽くして、
結果がでなければ意味がない!!
と一刀両断していた考え方ですが、
家庭と仕事のバランスを考えたとき、
どうしても仕事にフルスロットルできないのなら、
そのできる範囲内で、「最善を尽くして」戦い、
でた結果は、成功にしろ、失敗にしろ、
自然に受けとめるという考え方は、
「あり」なのではと感じるようになりました。
最善を尽くして、ダメだったら、
仕方がない、
笑って受け入れるくらいな感覚がないと
仕事と家庭のバランスは、
少し難しいのかなと思いました。
とくに、競争心や見栄やプライドがある場合は、
他人と比較してしまいがちなので、
仕事に傾斜してしまいがちですが、
家庭が崩壊しては、意味がないので、
そのあたりは、
「最善を尽くして、結果を素直に受け入れる」
度量が必要かと思いました。
少し前の自分なら、
絶対に受け入れがたい考え方ですが、
その時々の立場で、
考え方が変わるというのを
心底、感じております。
また、しばらくしたら、
「最善を尽くす」?
そんな甘いこと言っているな!!
とか、言っているかもしれませんが、
家庭と仕事のバランスをとるための
一つの魔法のキーワードとして、
「最善を尽くす」
という言葉を覚えておくと、
精神衛生上いいかもしれません。
社員満足度を考えるときに、
ワーク・ライフ・バランスを考えることは、
大切なことだと思います。
そのあたりについて、
下記の記事に書いていますので、
ご参照して下さい。
◇「社員満足度の充足について」
Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 15:40│Comments(0)
│いい会社作り