浜松市中区の税理士事務所・会計事務所。小規模事業主専門。

　
ども、経営アドバイザーの市川です!!

引き続き、「経営者の資質」について書いていこうと思います。


昨日のブログ記事にて、「経営者の資質」を

ランチェスター経営で有名な経済学者ピーター・ドラッカー先生の

お言葉を引用させて頂きながら考えました↓↓

　◇「経営者に唯一求められる資質とは・・」


ドラッカー先生は、経営者に唯一求められる資質として

「真摯さ」を挙げています。


他の資質がどんなに欠けててもいいから、

「真摯さ」だけは、経営者は必ずもっていなくてはいけないと。


「真摯さ」に欠ける経営者は、どんなに有能であっても、

社員から信頼されることはないので、

必ず組織は崩壊すると言っています。


このあたりは、個人的にも強く同感です。


社員のモチベーションが下がる理由も↓↓

　◇ブログ記事：「社員のモチベーションが下がる理由」


社員から見て嫌な経営者像も↓↓

　◇ブログ記事：「こんな経営者は嫌だ!!嫌だ!!嫌だ～!!」


よくよく見ると、ほとんどが真摯さが欠如している

経営者の言動と解釈できるのではないでしょうか？


そういった点から、個人的にも、

「真摯さ」に欠如した経営者は、

致命的に望みがないと感じます。


ただ、でも、ドラッカー先生でも

間違えることがあるかもしれないので、

他の方は、経営者の資質について

どう考えているかを並行して検証するのも大切かと思います。


と言うことで、ドラッカー先生以外の方が、

経営者の資質について、どう言っているかを

調べてみました。


今回も、ざっくりととりまとめてみます。

ご参照になればと思います↓↓


　◇経営者に必要な資質

　　・事実に対して誠実であること

　　・自分に対して誠実であること

　　・徹底して謙虚

　　・控えめで飾らない

　　・私心なき野心を持っていること

　　・会社のことを一番に考えている

　　・謙虚さと意思の強さという矛盾した性格をあわせもつ

　　・素直

　　・品性

　　・常に前向きである

　　・熱狂的といえるほど意欲が強い

　　・優れた成果を持続させなければ満足しない

　　・責任を引き受ける意欲

　　・信頼を獲得し保持する能力

　　・好奇心

　　・プラス発想である

　　・知力と実行判断力

　　・任務遂行力

　　・アタマがやわらかい

　　・人相がいい

　　・自信

　　・活力に満ち溢れている

　　・肉体的活力とスタミナ

　　・勇気、決意、着実性

　　・情熱

　　・自分を導くビジョン

　　・陽気で明るい

　　・策略が嫌いで正々堂々としている

　　・自主的で責任感が強い

　　・自慢しない

　　・目標に向かって周りの人間の活力を引き出せる

　　・自分たちの企業の未来を信じ、そのことを社員に伝えること

　　・人々を行動に駆り立てる能力

　　・偉業を達成する必要性

　　・部下に対する理解

　　・人を扱う技術

　　・豪胆

　　・管理し、決定し、優先順位を設定する能力

　　・戦術の適用性と柔軟性

　　・難しい問題でイエス、ノーをはっきりさせるだけの決断力がある

　　・常に言ったことを実行する実行力がある

　　・社員に平等に地位向上のチャンスを与えること

　　・企業本来の使命から、会社が逸脱しなようにすること

　　・時間を管理すること

　　・職人のように勤勉に仕事をする

　　・勉強好き

　　・次の世代でさらに偉大な成功を収められるよう後継者を選ぶ

　　・成功した時は、自分以外の要因を考え、失敗した時は、自分の責任と考えれる。



世の中の著名な経営者やコンサルタントのお言葉から、

適当にまとめてみました。


成功した経営者さん達は、経営者の資質として

上記のようなことをおっしゃっています。


いろいろな方が言っていることを

一つにまとめると、ほぼスーパーマンな経営者でなければ、

経営者は務まらない、

ということになってしまいそうですね（涙）


まあ、全部はできないにしても、

少しずつ、上記の要件を満たしていく、

努力をしていく姿勢が大事なのかなと思います。


上記の一覧を考えると

ドラッカー先生が言った、

「他の要件はどんなに欠落してもいいから、

　『真摯さ』だけは欠けるなよ」

というメッセージのほうが、

全然、ハードルが低いのかもしれません。


上記の要件も、よくよく紐解けば、

結果、「真摯さ」に行きつく項目のようにも感じます。


世の中、経営者には、上記のようなことを求めているのです。


それは、企業の大小問わず、

田舎の中小企業であっても、

経営者であることに変わりはありません。


もし、社員との信頼関係をしっかりと築いて、

熱い会社物語を展開したいのなら、

まずは、経営者自らが、人間性を高めていく必要があります。


金儲けに人間性は関係ないと感じるかもしれませんが、

ビジネスには、必ず人が存在します。


社員がいるならなおさらです。


人が介在する以上、感情が存在し、

その感情は、その人間性によって

大きく左右される可能性があります。


業績悪化の原因を、単に、経済環境の悪化や、

社員の頑張り不足と決めるのでなく、

まずは、経営者自身が、

本当に自分磨きにおいて、全力を尽くしているのか、

そこを徹底的に自問自答することが大切かと思います。


自分を、心を徹底鍛錬している経営者と、

他に責任展開しているだけの経営者、

どちらが魅力的か？

分かるでしょうか？


と、こんな感じの禅問答のような、

きついセミナーを３月２３日にやります♪


角度がきつすぎて、申し込みのペースが緩やかですが、

ご参加して頂ける経営者さんなどは、

意識が高い方がご参加して頂けそうな感じで、

なんとか、一安心しています。


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