2010年10月01日
経営者がワンマンプレーで集客し続けるのには、限界があります!!
最近、当社が取り組んでいる課題として、
集客のワンマンプレーによる体系から、
組織的な集客戦略が構築できないかを
模索しております。
当社の場合、今までは、わたくし市川が、
集客に専念し、引き合いをとってくる形だったのですが、
その形では、いずれ限界が来ると想定し、
次の段階へ、シフトチェンジを図っています。
今まで、いろいろな会社さんを見てきたのですが、
集客がうまくいかない会社さんのパターンは、
三段階に分かれます。
まず第一段階。
経営者自体に集客力がなく、
集客ができないケース。
次に第二段階。
集客はできるのだが、
その分、目の前の仕事が忙しくなって、
時間的な制約から、集客ができなくなるケース。
さらに第三段階。
スタッフに、目の前の仕事は委譲して、
集客に専念できるようになったのだが、
経営者自身の加齢により、集客力が衰えて苦戦するケース。
この三つのハードルが、
集客苦戦の内訳として存在します。
当社としては、第一段階、第二段階は、
なんとかクリアできています。
ここさえ、クリアできない会社が多いので、
通常状況では、いいほうなのかなと思いますが、
長期スパンに経ったとき、
現状の、わたくし市川に依存した集客体系は、
いずれ、限界をきたすのが目に見えているので、
今のうちから、集客戦略を、次の段階へ
シフトアップしようと考えています。
個人的集客方法から、「組織的集客方法」へと
移行しようと考えています。
現状、市川が単独プレーで集客する仕組みから、
組織として集客できる体制への移行です。
それも、市川的な集客方法をできる人間を複数作るという意味でなく、
分業的、相乗効果的な集客のパターンを構築し、
個人的な素養に出来る限り頼らないで、
会社全体として、集客ができる形を構築できればと、
考えています。
これは、当社に限らず、
どの会社さんでも、当てはまることかと思います。
第一段階、第二段階をクリアできている会社も少ないのですが、
クリアできていても、第三段階でハマる会社さんが多いので、
要注意です。
経営者が、ワンマンプレーで集客するのは、
必ず、いずれ限界がきます。
業務処理面での、組織を組み立てることはできるのですが、
集客面での、組織を組み立てることは、
非常に難しいことです。
ここの構築ができずに、苦労するケースが多いです。
ワンマンプレー営業マンを複数配置して、
集客していくのは、真の意味での組織的な集客とは
言い難いです。
それは、ワンマンプレー営業マンの経営者の
劣化コピーを複数配置しただけで、
あまり効率のいい集客の体制とは
言い難い形です。
本当の意味での、組織的な集客体制とは、
会社全体として、最前線に立つ営業担当が、
いかに、楽して、誰でも、受注できる仕組みを
構築することだと思います。
そうすることによって、
営業担当の精神的ストレス、肉体的ストレスの
軽減を図ることができ、
離職率の低下にもつながり、
ひいては、昨日、ブログに書いた、
社員を幸せにできる会社の体制作りにも
つながっていくでしょう。
*昨日のブログ記事
「成長する会社は、社員の真の意味での幸せを考えています。」
営業マンに、ノルマをはって、
怒鳴って、精神的プレッシャーを与えて、
お客を獲る方法は、
必ず、どこかで会社に歪みを作ります。
世の中には、そんなことをしなくても、
組織的な集客戦略を構築して、
順調に成長している会社さんも
存在するのも事実です。
当然、そうたやすく、その状況に持っていくことは、
かなり難しいことでしょう。
失敗に終わるかもしれません。
でも、その状況に、少しでも近づけるように、
努力することが、結果的に、
長期的な会社の成長につながると思います。
ぜひ、みなさまも、今の会社の集客の状況が
どういった状況で、実は将来的に、その集客方法が、
アダになる可能性がないか検証して下さい。
問題があるようでしたら、
少しずつ改善ができればいいかなと思います。
◆関連記事
◇「集客方法とそのストレスの関係」
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Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 10:31│Comments(0)
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