2011年03月02日
社員から見た経営者への信頼度が最重要です
ども、経営アドバイザーの市川です。
引き続き、「社員のモチベーション」についての記事を書こうと思います。
先日、社員のモチベーションが低下する瞬間の一覧を
書きました↓↓
◇「社員のモチベーションが低下する瞬間の一覧」
経営者にとって厳しい項目が並びましたが、
それだけ、社員にとって経営者の考え方、行動は、
大きな影響を及ぼすということではないでしょうか。
ここ最近の記事で、あれやこれやと言っていたのですが、
ここまでの話を、簡単にまとめると
大切なのは、
「経営者と社員の信頼関係」
ということに尽きるのではないでしょうか。
経営者と社員の間に、
信頼関係が構築されていなければ、
会社はうまくいかない、
ということではないでしょうか。
文字にしてみると当たり前の話ですが、
実際、経営者と社員の間に、
鉄壁の信頼関係が築けている会社は、
どれくらいあるでしょうか。
ここで言う信頼関係とは、
経営者から見ての社員への信頼ではなく、
社員から見ての経営者への信頼ということです。
経営者が、どんなに社員を信頼していても、
社員が、実際は、経営者を全く信頼していないのであれば、
会社がどうなるかは目に見えています。
逆に、社員が経営者に絶対の信頼を置いえている会社が、
どうなるかも、目に見えています。
ただ、そこの重要さを意識している会社さんが
どれくらいあるのか?
ほとんどの経営者さんが、
自らが考課者であり、絶対者という意識があるかと思います。
曰く、雇ってやってる、
この厳しいご時世、代わりはいくらでもいる、
こんな意識はないでしょうか?
確かにそういった側面はあるかと思います。
ただ、そんな風に思っている経営者に、
社員を信頼を置くことができるでしょうか?
社員は、経営者をよく見ています。
まず騙すことは無理です。
その結果が、先日の記事のアンケート結果の要約に
表れているかと思います。
◇「社員がモチベーションを落とす理由の一覧」
社員がモチベーションを落として、
会社の業績が低迷しないためにも、
経営者は、社員からの信頼感を高める必要があります。
まずは、上記アンケートのモチベーションを落とす理由を
せめて、避けることから始めるのが無難かと思います。
上記アンケート結果を、よくよく読めば、
その理由が、決して難しい話でなく、
人として、当たり前のことができていない
という要素が多いのが分かります。
社員から見た経営者への信頼度、
これが重要。
数値化できないので、
何とも言えませんが、
まずは、その信頼度の点数を高めることが、
結果、お客様満足度の向上、
業績の好転へとつながっていくと思います。
ぜひ、社員から見た経営者への信頼度を
考えていて下さい。
次回にて、経営者の人間性と有能さを図にしてみて
社員からどう見られるかのパターンを考えてみました↓↓
◇「経営者の素養を単純な図にして、社員からどう見えるか考えてみた」
Posted by 市川竜也@会計アドバイザー at 16:28│Comments(0)
│いい会社作り